こんにちは、なこです。
「育児に家事に毎日忙しい」、「片付けまで手が回らない」と思ったことはありませんか?
私も毎日やることがいっぱいで、気が付いたら時間が過ぎている日々を過ごしています。
気が付くと部屋の中、台所などが散らかっている・・。
もともと片付けが得意だったわけではありません。
でも、あるきっかけから少しずつ片付けに向き合うようになり、今では「片付けって好きかも」と思えるようになりました。
今回は、そんな私が片付けを好きになった理由と、今も続けている短時間でできる片付け習慣やマイルールをご紹介します。
片付けが好きになったきっかけ
実家は散らかった家だった。だからこそ「整った空間」に憧れた
私が育った家は、正直言ってモノが多くて散らかっていました。
シンクには洗っていない食器が山積み、洗濯物も出しっぱなし、どの部屋もモノであふれていて落ち着かない。
母は掃除が得意ではなく、家の中はいつもごちゃごちゃ。
家族の空気もどこかピリピリしていて、安心できる場所ではありませんでした。
私はそんな家がなんとなく恥ずかしくて、友人を呼ぶこともできず、自分の部屋にいても「ここにいたくないな」と思っていたのを覚えています。
「片付けって気持ちいい」と思えたのは、本との出会いと引っ越し
大人になってから4回の引っ越しを経験し、そのたびに「この荷物、本当に全部必要?」と考えるようになりました。
さらに、ミニマリストや片付けに関する本を読む中で、
「モノを減らすことで、気持ちまでスッキリする」
「“好きなものだけ”に囲まれて暮らす」
という考え方に出会い、衝撃を受けました。
最初は、カバンの中や引き出し1つなど、本当に小さな場所からスタート。
整えることで気持ちが軽くなるのを実感し、少しずつ「片付けって心地いい」と思えるようになっていきました。
家を建て、出産し、モノが増えた
結婚、マイホーム購入、そして出産。
新しいステージを迎えるたびに、またモノが増えていきました。
特に出産後は、育児中心の生活になり、家事との両立も大変。
時間が足りなくて1日があっという間に過ぎる中、モノが増えると片付けの手間もどんどん増えていきました。
「これじゃ疲れるばかりだな…」と感じた私は、改めて「自分の時間と心の余裕を守るための片付け」を意識するようになりました。
夫も仕事で忙しく、頼れる時間には限りがあります。
だからこそ、なるべく手間を減らす片付けルールを作り、家を少しでも整えやすくするように心がけています。
私が続けている片付けの習慣とマイルール
片付けが得意ではなかった私でも、無理なく続けられている工夫があります。
それは「完璧を目指さない」「小さく始める」こと。
ここでは、実際に取り入れている片付けの習慣やマイルールを紹介します。
小さな場所から。5分だけの片付け習慣
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「テーブルの上」「カバンの中」「引き出し1つだけ」など、狭い範囲だけを片付ける
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タイマーをセットして5分だけ、10分だけと決めると取りかかりやすい
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明らかなゴミや壊れたものは迷わず処分
収納用品を買わない
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収納グッズを買って満足してしまうことが多く、逆にモノが増える原因に
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モノを詰め込んで隠すだけでは、片付けたことにならないと気づいた
使う場所に使うものを収納する
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シンクの近くにはザル・ボウル・包丁など、コンロの近くにはフライパン・油・菜箸など
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使うたびに取りに行かなくてもいいように、“使う場所”にまとめて置く
迷ったら「保留ボックス」に入れる
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捨てるか迷うモノは、すぐに判断しなくてもOK
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一旦「保留ボックス」に入れて、1ヶ月使わなければ手放す
衣替えのときが見直しチャンス
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季節の変わり目に、収納する前に「来年も使うかな?」と一度立ち止まる
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このタイミングでモノを減らすと、次のシーズンがラクに
ストックは1つまで
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安売りでも必要以上には買わない
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ストックが多いと管理が大変。「1つ使ったら1つ補充」で十分
売れそうなものはフリマアプリへ
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まだ使えるけど使っていないものは、フリマアプリで手放す選択肢もアリ
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誰かの「必要なモノ」になるかもしれない
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売れたときの喜びが、片付けのモチベーションにもつながる
- お小遣い稼ぎになります
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※出品に手間がかかる場合は「1週間以内に売れなければ寄付か処分」などルールを決めましょう
片付けは「完璧」じゃなくていい
「片付けなきゃ」と思っているのに、時間も気力も足りない。
そんな自分を責める必要はありません。
片付けは、家族のためにも、自分の心を守るためにも、ちょっとずつ味方につけていけばいいものだと私は思っています。
一気に完璧にしようとせず、
「今日5分だけ」「引き出し1つだけ」
そんな小さな整えが、思った以上に心を軽くしてくれます。
自分のペースで。
自分のために。
少しずつ、心地よく過ごせる空間を一緒に作っていきましょう。
最後に…
片付けが苦手だった私でも変われた、私が片付けが好きになったきっかけを書きました。
小さなところから短時間で始め少しずつ片付けていくと、徐々に家の中のが片付いていきます。
必要なものを、必要なだけ。使う場所に片付ける。
片付けることはやる気が必要ですが、小さいところから少しずつ習慣にしていくと片付けも嫌いじゃなくなるかもしれません。
5分だけ、目の前のものを片付けてみませんか?
あなたの大切な時間が増えて、やりたいことができるようになります。
その体験が、誰かの暮らしのヒントになれば嬉しいです。
あなたにとっての“ちょうどいい暮らし”が見つかりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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