
最近、何の本を読みました?

本を読む時間がないから読んでないかな。
なかなか本を読む機会は少ないですよね。
そう思っていた私が、今では本に何度も救われてきました。
本には、人生を少しずつ変えていく力があります。
家族の悩み、自分の悩み、仕事や人間関係の悩み・・
本を読むことで、偉人や専門家の考えに触れたり、悩みのヒントを見つけることができます。
また、今まで知らなかった世界を覗き、経験することができます。
本に夢中になった私
読書を好きになったきっかけ|本の中にあった”安心”
私が本に興味を持ったのは、ディズニー映画「美女と野獣」の主人公・ベルに憧れたのが最初でした。
本の世界に夢中になり、自分の考えをしっかり持つ姿が格好よくて、「私も本を読んでみたい」と思ったんです。
母子家庭で育ち、家の中はいつも散らかっていました。母の顔色を気にしながら暮らし、自分のことは自分で何とかしようと、どこか緊張していた日々。
安心できる場所がほしかった。誰にも言えない気持ちを整理したかった。
ベルのように強い女性になりたい。
何か私にも夢中になる本はないのかと思い、本を買い始めました。
散らかった家と心を整えてくれた『より少ない生き方』
特に印象に残っているのが、『より少ない生き方』という本です。
「こんなにものはいらない」
この一言に、思わず胸が詰まりました。
私はずっと「家が散らかっていること」が嫌でした。でもそれを誰かに伝えるのは、親を責めているような気がして、自分が悪い子のように思えて。
でもこの言葉を読んだとき、「私が感じていた違和感は間違いじゃなかった」と、初めて自分の感覚を肯定できた気がしました。
読書をしてよかったこと
読書は“答え”じゃなく“ヒント”をくれる
本を読むことで、「自分はこう考えてもいいんだ」と気づくことが何度もありました。
自己啓発、小説、心理学、お金の本、そして最近は育児書まで。
本を読むと、さまざまな人の考えに触れられます。自分とは違う視点や考え方に出会うと、「そんな考え方もあるのか」と少し心が軽くなるのです。
仕事の悩み、人間関係のモヤモヤ。自分ではどうしようもないことも、本を通して考え方のヒントをもらえることがあります。
本の中に“メンター”を見つけた
「メンターを持ちなさい」と書かれた本もありますが、当時の私にはそんな存在はいませんでした。
なにものでもない私が、すごい人と関わる自信もない。相談する相手もいなかった。
だからこそ、私は本を通じて「この人のように考えてみたい」と思える存在に出会っていきました。
著者の言葉が、自分に向けられたアドバイスのように感じることがあります。
本を読むことで、自分だけのメンターを見つけられる。
それが読書の魅力のひとつだと思います。
忙しい中でも、読書の時間をつくる工夫をするようになった
子どもが生まれてからは、まとまった時間が取りづらくなりました。
それでも私は、読書の時間をなんとか確保しています。
たとえば、通勤中の移動時間や、子どもがお昼寝しているあいだ。10分だけでも本を開くと、心がスッと整う気がします。
そのために、家事の手間を減らす工夫もしています。
時短家電を取り入れたり、作り置きをしたり、買い物の回数を減らしたり……。
「自分の時間を確保すること」も、大切な暮らしの整え方だと感じています。
読書のメリットとデメリット
メリット
- 偉人・専門家の思考を学べる
- 多様な視点に触れられる
- 新しい知識や語彙力が身につく
- 想像力や共感力が育つ
- 自己理解が深まる
- 忙しい日常から一時的に離れられる
- 悩みに対するヒントが得られる
デメリット
- お金がかかる(特に新刊・話題の本)
- 時間を確保する必要がある
- 自分に合わない本もある
- 情報の取捨選択が必要
デメリットを解消するには、図書館がおススメです!
無料で、市によってはインターネットで検索・予約することができます。
まとめ|本は、心と暮らしを整える道具
読書は、ただの趣味ではありません。
本は、悩みを整理するためのツールであり、人生のヒントを与えてくれるメンターであり、心を少し軽くしてくれる存在でもあります。
私にとって本は、暮らしを整え、心を整える時間。
これからも、日々の中に「本を読む時間」を少しでも残しておきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
このブログが何かきっかけになると嬉しいです。
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